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姫の色の変化とアメリカの物価高

 みなさんこんにちは、姫です。
今日は日本全国大雪、とっても寒いです。もちろんグアムは毎日常夏で雪なんて降ったことがないので、ワタクシ姫が雪を見るのはこれで5回目くらいかなぁ。ここ足利はあまり雪が降りませんが、多分年に2回くらいは降っていると思うので。みなさんあまり外出しないで、気を付けてくださいね。

 日本のこの寒さで、姫の毛の色はすっかり変わってしまったらしいんですが、自分ではわかりません。で、ゆきこさん、毎年2月の姫の色を写真で見比べてみたんですって。姫は2018年の2月22日に現れたので、そこからの七変化。。。

2018年2月 
2019年2月 
2020年2月
2021年2月
2022年2月
2023年2月
2024年2月

どうですかみなさん、わかります?姫はシャムミックスなんで、シールポイントと言ってもともと色のついた部分はあるんですが、子供の時2018年はほとんど真っ白で、2020年頃からうっすら。そして2022年は日本で初めての冬でまだ白っぽいけど、2023年以降は何じゃこりゃ!!すっかり色の濃い猫になってしまいました。前にも書いたけど、シャムにはサイアミーズ遺伝子というのがあって、気温が低くなると色が濃くなるんですって。いくら常夏グアム生まれの姫でも、日本の冬の寒さには対抗できなかったってことです。。。

 そんなこんなで以前の写真やらアルバムを引っ張り出しているうちに、ひょんなことからSan Diego時代に住んでいたアパートの事を思い出したご主人様とゆきこさん。3年間STONEで働いていたうち、後の2年を過ごしたSan Marcosのアパートは、プールやテニスコートがついていて住人はもちろん毎日無料で使えたり、1BedRoomだったけどバルコニーもあってBBQができたりと、結構典型的なアメリカのアパートで二人ともお気に入りだったんですって。STONEまでも自転車でたったの10分だったのでとっても便利。それでいて、San MarcosというのはSan Diego群の中でも田舎なので家賃も安く、当時(2001年頃!)おそらく$700くらい。ソニーや三菱の駐在員さんたちはもっと高級なエリアに住んでいて、それでも一軒家の家賃が$1600くらいの時代でした。

 が、みなさんご存知かどうか、San Diegoというのは気候がよくて災害がほとんどない、ということで全米でも大人気、ちょうどご主人様たちが日本に戻った2001年頃から土地開発が異常に進み、わんさと人が移住してきたんです。当然家賃も物価も急上昇。あのアパート、どうなっているんだろう。。。
 ここで現代の文明の利器(その言い方自体がもう死語~)、スマホで現状を調べてみたご主人様。あったあったありました!当然25年くらい経つのでリフォームされてアパートの名前は変わっているけれど、カメラで中まで見られるんですよ!で、当時住んでいたのと同じ間取りっぽいお部屋を見つけて家賃を調べてみると。。。

$2580

え?ちょっと待って、1Bed Roomのアパートですよ。間違いでしょ。

いいえ、$2580。

直したくないけど現在の為替(約$1=¥148)で日本円に換算すると約38万円。

もうゆきこさん、噓でしょ~って叫んでました。1 Bed Roomが38万円?!日本ならどんな高級な賃貸マンションですか?しかも、あの田舎のSan Marcos!これSan Diegoの高級エリアだったらどうなるの?ましてやNYだったら?みなさん、こんな家賃払えるの~~~

 あまりにびっくりしたので全米の平均家賃というのをネットで調べてみたら、ある機関の調査によると、カリフォルニア州の平均家賃は2000年には$747、2022年には何と$1677なんだそうで、この傾向はもちろん全米で。ただし、その上昇率とほぼ同じで給料もあがっているので、そんなにインパクトはないんだそうです。でも、それが本当なら$700が$2580っていうのは、やっぱりSan Diegoだからかな。異常に高いですよね。
 ご主人様もゆきこさんも、一応アメリカ準州のグアムにいたし、自給自足がほとんどなくて全てを輸入に頼っていたためあらゆるものが物価高だと思っていたのですが、家賃や給料は本土に比べると安かったのであまり気付かなかったんですって。

 あのオオタニサンが移籍したことで日本人の間ではDodgersが注目されていますね。当然のようにチケットはめちゃくちゃ高騰、球場で食事なんかしようものなら、お一人様すぐ$30くらいになってしまうそうです。名物のDodger Dogだけはまだ$6.99で売られているみたいですが、ちょっと違ったサンドイッチやホットドッグだと$15前後、アルコールはCraftは当然、大手のビールでも$20近く。ふう~。ご主人様とゆきこさんはSan Diego時代しょっちゅうメジャーリーグ見に行ってたんだけど、当時外野席なら$5、内野でも3階とか4階席なら$10くらい、ホットドッグやナチョだったら高くても$5~6。そしてDodgersといえばあのNOMOさんが活躍していた時代!ゆきこさん同い年だし、もちろん見に行きましたよ!Dodger Stadiumって、外野の向こうにヤシの木が並んでいかにも西海岸の球場って感じで、ゆきこさんメジャーで一番好きな球場なんですって。いい時にいろいろ見せてもらったなぁ。

 それから、先日ブルワリーにいらしたお客様が最近USに仕事で出張に行かれたというので、パイント(473ml)おいくらでしたか、と伺ったら、だいたい$9くらいだと(もちろんCraft Beer)。でもそこに税金とtipがつくので$12くらいで、日本円に直しちゃうと1500~1600円くらい、USだからって全然安くはないですよって。2000年ころはパイント$3.5くらい、高くても$5くらいだったから、やっぱりUSはCraft Beer天国、って思っていたご主人様とゆきこさん。ここにも物価高が強く影響しているんですね。

 日本は賃金が全くあがらず、物の値段も変わらない、というのが長い間の定説でしたが、コロナが明けてやっぱり物価高の時代がやってきて、最近は賃金もかなり見直しされてきているようで、世界の潮流からするとよい傾向だと思います。でもこの欧米のスピードにはとてもついていけず、ましてや円安で、外人さんからすると日本は本当に天国!イベントなどではもっともっと観光客を呼び込まないとね。

 と言っているところにすごいニュースが飛び込んできたので、長くなったついでにご披露。
2月と言えば、スーパーボウル。そう、アメリカ人が最も好きな一年に一度のアメリカンフットボールのお祭りです。そしてこのチケット、わずか一試合なので当然争奪戦になるんですが、今年のチケットの平均価格ってご存知ですか?

はい約$10,000。今の為替だと約150万円。

え、オリンピックの開会式ですか?

一体誰が買うんだろうかと思うんですが、見に行く人はもうプライベートジェットとか?もはや、普通のアメリカ人の見に行くものではないと思うのは姫だけ?

世の中すごい人だらけですごい話が満載で、早くこの貧乏生活を抜け出してSan Diegoに遊びに行けるような身分になりたいと思うゆきこさんでしたが、何だか夢のまた夢だそうです。可哀そうにね笑 ひめ。

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